風の通り道

日本中どこにいたって空気の色なんて見えないんだけど、
この場所には優しい空気が流れているのがちゃんと見える。

『ここが今回の物件…？…森？木もたくさん植えてあるし、、、そもそもここに建築可能？』
正直に申し上げますと、パッと見の印象は小さな森、そんな感じだったんです。
う〜ん、どうだろう…。と不安に思いながら坂道を登り、恐る恐る見渡してみると、なんと驚くほど印象が変わりました！

『ここは化ける可能性大！！』

この土地のポテンシャルは遠目からだと分かりづらいんです。
目の前に立ってこそ初めて分かる空気感というか、充足感というか、写真や言葉ではうまく伝えきれない“なにかとても心地よいもの”が存在しているような気がします。

それは、サラサラと葉っぱが揺れる音だったり、新緑の間から差し込むキラキラとした陽の光だったり。一つではなく色々な要因があって、そのハーモニーが心地良いのです。
それに、木陰をスーッと抜ける風がこんなにも清々しいなんて知りませんでした。ここはきっと風の通り道なんだなって実感します。

具体的に言うと、森で暮らすことを希望されている方にはピッタリ。
庭木にハンモックをかけて、木漏れ日の中でお昼寝したり、絵を描いたり。
こんな時代だからこそ、お気に入りの場所で、好きなことをして過ごす時間を作りませんか？

雰囲気は実際に現地で感じていただくこととして、ここからは実用的な面での説明をしていきますね。

立地は南面里地区の中でも、ぐぐっと入った奥の方。
そして先にお伝えした通り見た目は小さな森なので、そこに家を建てるためには、少し樹木の伐採をしたり造成は別途必要そうです。

ちなみに、南畑小学校までの距離は大人が歩いて40分ほどと、それなりに遠距離。
ただ、案外近くに他の民家もあったりして、森の中にポツンという感じではありませんのでご安心ください。そこから通学している小学生もいるようです。

また、南畑でありがちな、極端に道幅が狭いとか、道が凸凹しているとか、車の通行においてネックになりそうな点は見当たりません。
程よく地域とのコミュニティを築きつつ、しっかりとプライベートな生活を保てる立地って理想的ですよね。

越えるべきハードルもいくつかありそうですが、それでもここを選ぶ価値は十分にあると、個人的には感じています。

ポテンシャルに富んだこの場所が、どんな方の手に渡り、どんな風に生かされるのか。
まだ見ぬ小さな森の未来にワクワクが止まりません。