森に浮かぶ桟敷席

【本物件は募集終了いたしました】

濃い緑が生いしげる森の中、ぽっかりと開けた高台にあるのが今回の物件です。陽だまりの中にたたずむのは、築34年の2階建て。緑の背景に浮かび上がる白い姿は、まさにザ・里山。

SUMITSUKEのご紹介物件の中では若手だけあって、5つある部屋のうち3つが洋室だったり、広々としたシステムキッチンを備えていたりと、若さゆえの魅力を存分に発揮してくれています。
一方で、きちんと作られた床の間のある和室や、お風呂のタイル張りなど、ディテールにはレトロ家屋好きのツボにも響くものが。

しかしこの物件のいちばんの魅力は、ほぼ360°をカバーする森のカーテン。
本当にどの窓を開けても、視界にはいっぱいに緑が飛び込んできます。
しばらく窓を開けていれば、家じゅうに森のさわやかな香りが満ち満ちていくという嬉しい効果も。
特におすすめなのは、視界がグリーンで埋め尽くされるテラスからの眺め。実は、敷地が少し小高くなっているおかげで、テラスのすぐ下にある道路がちょうど隠れているんですね。このちょっとした仕掛けのおかげで、南面里の森をよりいっそうダイレクトに感じられるというわけなんです。

ただし、難点もやはりこの森。
すぐ西側を森に包まれているので、陽当たりのメインは午前中。
また、森から立ちのぼる湿気は想像以上。洋服や紙などの取り扱いには相当の注意が必要になります。

そう、森での暮らしも意外と楽じゃないんです。
それでも、緑に囲まれての暮らしは里山でなければ味わえない魅力があるはず。
たとえば少し遅く起きた休日には、森に包まれたテラスに椅子を持ちだして、紅茶片手にのんびり読書。それとも椅子の代わりに工具箱をひっぱり出して、小さな本棚でも作ってみましょうか。

季節ごとに色を変える森での暮らし。幸せな想像が止まりません。