2022年12月10日(土)、中ノ島公園内にある四季彩館にて『しめ縄づくり〜新年を南畑で飾ろう〜』のワークショプを開催しました。
今回は、南畑に移住を希望されている方、すでに移住されている方、南畑に関わっている方、南畑に興味がある方など総勢22名の方にお集まりいただき、とても楽しい時間をご一緒させていただきました。

さて、気がつけばもうすっかり冬。見渡せば雄大な山々が凛とそびえ立ちます。
冷えるねぇと手を擦り合わせながら道端でおしゃべりすれば、白い息がモクモクと浮かび上がります。

そんな寒い寒い南畑には、あちらこちらに冬の植物がたくさん。
せっかく来ていただくのだから、南畑を好きになって帰って欲しい。そんな想いもあり、今回の「しめ縄づくり」には南畑で採取した南天、松、稲、カズラ、万両、紫陽花、ススキ、ユーカリなどなど南畑を感じてもらえる植物をご準備しました。

（イロトリドリの植物たち）

講師が作ったしめ縄でみなさまをお迎え。
（しめ縄は『年神様』をお迎えするために玄関に飾るものです。飾るのは12月13日の煤払いが終わってからが良いとされているそうです。玄関を綺麗に掃除してから飾りましょう。）

また来年も南畑に行きたいな、と思っていただける様なイベントにしたい。
そんなことを考えながら一つずつ丁寧に並べていきます。

さて、今回講師にお招きしたのは、2024年7月にフランスのパリで開催されるJapanexpoに「しめ縄とハンドメイドアクセサリー」で出店が決まっている保毛津眞貴子さん。
実は保毛津さん自身も、自然豊かで顔の見える付き合いが出来る南畑に移住を希望されているんですよ。

まずは保毛津さんから自己紹介と、しめ縄の役割などを詳しくご説明していただきました。

続いて参加者のみなさんにも、お一人ずつ自己紹介をお願いしました。
突然のお願いにも関わらず、南畑のことをたくさんお話してくださいました。

自己紹介を終えると、いよいよ作業スタートです！
みなさんの緊張もようやく解け、和やかな雰囲気の会場内。

まずはそれぞれ好きな飾りを選んでいただきます。
しめ縄の土台だけでなく飾りつけもたくさんある為、みなさん随分と悩まれているご様子。
時間をかけて選び抜いた材料で、早速作っていきます。

配置を考えながらグルーガンで止めていくのですが、それが意外と難しいんです。。。

この葉っぱは上がいいかな。南天はこの位置かな。
しっくりくる場所を探していきます。とにかくみなさんセンスがいい！

講師の保毛津さんからレクチャーを受けながら手際よく進めていきます。
ちなみにこの方が選ばれている“赤”は来年のラッキーカラーの一つなんだそうですよ。

小さなお子様も真剣な眼差し。パパママはガッツリ集中モード。

大人がしめ縄を作っているお隣では、子どもたちは折り紙でしめ縄を製作中。カラフルなしめ縄をいくつも作ってくれました。

大人も子どももおよそ1時間没頭され世界で一つだけのしめ縄が出来上がりました。

それではみなさんの素敵な作品をいくつかご紹介します！

ご紹介したのはほんの一部ですが、どのしめ縄も個性がキラリと光ります。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、そろそろイベントも終盤へ。
みなさん終始集中されていたこともあり、お疲れのご様子。ここでお待ちかねのTEA TIME。
今回みなさんに召し上がっていただいたのは、先輩移住者の志水さんが作った「アオイハナ」のレアチーズケーキ。上に添えられているソースは、季節ごとに南畑でとれる食材を使ってあります。この日はカボスとみかん。
そして、知る人ぞ知るオヤツ工房EDGEさんのお菓子の詰め合わせ。どれもとても美味しそう。
NAKANOSHIMA COFFEE STANDの珈琲と一緒にお楽しみいただきました。
美味しいオヤツと珈琲で、会場中に笑い声が溢れます。みなさんの笑顔を見ることが出来て嬉しかったです。

イベント後にご記入いただいたアンケートでは『また参加したい』というありがたいお声をたくさんいただきました。
今後やってみたいイベントなども多数お寄せいただき、本当にありがとうございました。
実際に足を運んでいただき、見て、触れて、感じてこそ、南畑の本当の良さは伝わるものだと私たちは思っています。
これからも、お会いして、直接お話して、南畑のことをお伝えしていきたいと改めて感じました。

ご参加いただいたみなさん、楽しい時間を共有させていただきありがとうございました。
またみなさんにお会いできる日を楽しみにしています。

不定期ですが、今後も南畑地域で移住検討者向けのワークショップやイベントを開催していきますので、
南畑にご興味ある方は是非お越しください！
ご案内はSUMITSUKE那珂川のフェイスブックページなどで随時公開しています。