南畑PartyMeeting vol.5 茜染め体験ワークショップ

2018年3月17日(土)に茜染め体験ワークショップを開催しました!
子供から大人まで楽しめるイベントということもあり
家族連れでのご参加など今回も多くの方々にご参加をいただきました。

今回のゲスト講師は染色家の今井みどりさん。
普段は南畑の埋金で染物屋をされていて、今回のようなワークショップを定期的に開催されています。

今回染めるものは自分のもの!
Tシャツやバッグ、手ぬぐいなど
染めたいものを持ち寄っていただきました。

今回は絞り染という方法で染色するそうです。
絞り染とは、生地を圧縮したり、巻いたり、縮めたりして染色することで、
染まる部分と染まらない部分を作り、模様を表現する方法なんです。

では、染色の手順を見ていきたいと思います。

1. 割り箸やボール、輪ゴムなどを使って好きな模様を作ります!
これだけで本当に模様がつくのかと半信半疑ですが、
講師の今井さんのアドバイスを元に模様を想像しながら輪ゴムを留めていきます。

2.染まりやすくために、生地を水に浸し、その後水気を切ります!
乾いたままだと染料が生地に染料が染み込みにくいので、
染色する前に水に浸して濡らしておきます。

3.煮出す
今回は茜草(アカネ)を染料に、染料を鍋で煮出すことで染色液を作ります。
真っ赤な色なのでなんだか魔女のスープみたいですね。

(休憩)
茜染めの染液づくりの時間を利用してティータイムを開きました。
自らも移住者である講師の今井さんの経験談を中心に、
移住の経緯や南畑での暮らしについて語り合うことができました。

4.茜草を煮出した液をこして染色液を作る。
こしてみると濃厚な茜色の染色体が出来上がりました!

5.いよいよ染色!染色液に投入!
待ちに待った染色の時間が来ました!
ゆっくり丁寧に自分の生地をつけていきます。
するとみるみるうちに茜色に。

6.染色液から取り出し、流水でよく洗う。
染色液から取り出すと真っ白だった生地が綺麗な茜色に!
さらに留めていた輪ゴムやボールを取り外すと、ふわっと柔らかい模様の数々が現れました。
どれも個性的で美しいので、皆さんお互いの模様を見て話が弾みます。

最後は皆さんで記念撮影!
緑と青空の南畑に皆さんの笑顔と茜色の染物が映えますね!

今回も多くのみなさんにお集まりいただき、
笑顔のたえない楽しいイベントになりました。
ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

不定期ですが、今後も南畑地域で移住検討者向けのワークショップやイベントを開催していきますので、南畑にご興味ある方は是非お越しください!
ご案内はSUMITSUKE那珂川フェイスブックページなどで随時公開しています。